鮭缶

まだ20代の頃。東京時代、お給料が入ると、近くの乾物屋さんに行って、鮭缶10個詰め合わせの安売りを買いに行きました。
 お金が無いので、事務所でご飯を炊き、鮭缶にちょっと醤油をたらしてアツアツの白米に、ぶっかけて食べると言う御馳走でした。
缶の中身を出した後の、缶の中側に付いた少量の鮭。あれがなかなか取り出せず、もったいないから、缶の中にご飯を入れて食べていました(笑)。そうしたら、その姿を、たまたま入ってきたお客様に見られてしまい、『大丈夫か、この小僧?』てな顔で見られました(笑)。
 今でもたまにスーパーやコンビニに行くと買ってしまいます。テッパンですね、この味は!