サイコーな夏の終わり

いつぞやの。
新国立競技場にて、矢沢永吉50周年記念LIVEの観戦。
国立競技場の周辺は、白や赤や黄色のジャケットの上下にハットをかぶったYAZAWAだらけ。駐車場は日本各地から集まった、830のナンバーの車だらけ。と言う開演前からお祭りモード!!
何だか凄いパワーを感じました!!
日本ロック界において、そろそろ73歳になると言うのに、今だにロック界のトップを走り続ける永ちゃん。2日間で国立競技場に約12万人も呼ぶ矢沢。そして皆をハッピーでサイコーな気持ちにさせる矢沢永吉!!
もう、生ける伝説ですよね。まさにスター。
この日のゲストは、B'zの稲葉氏と松本氏!!しかもサプライズで!
日本人アーティストのLIVEに参戦するのは初と言う。(ちなみに前日はMISIAだったようです。)
会場大興奮!!
そして、アンコール曲三曲は、声こそ出せないものの解禁になったタオル投げ!!
疫病終息と世界平和を祈り、私も、会場の皆とタオルを投げまくりました。
家に帰っても興奮冷めやらず、一人で家族に今日の出来事を話していて、気づくと午前様(笑)。
 私事ですが、永ちゃんに出会って◯十年…。色々な意味で多感な中学生の時に、著書『成りあがり』を読んだ時の興奮は今だに忘れられません。そんなティーンエイジャーだった『僕』の脳に衝撃を走らせ、それはオッさんになった今もなお…。
 『成りあがり』のあとがきに、コピーライターの糸井重里さんがこんな事が書いていました。
それは、
『この本は、「はぐれてるやつ」に読んでもらいたい。ドブの中から、星が飛び出すこともある。死んでしまえばいいような人間が、たたんでいた翼を拡げて大空に舞いあがることもできる。そんなことを証明してくれた男が、現にいるではないか。人間の一生は、トーナメント戦じゃない。勝ったり負けたりをくりかえすリーグ戦だ。敗れっぱなしなんてない。逆転しろよ。「成りあがれ!」とシャウトしているのだ。』
当時、ダメだった『僕』が何度この言葉に勇気づけられたか…。
今の時代、何をやっても、言っても何かと難しい時代。
でも、この一人の『スター』を見ていると、何の根拠もないけれど、不思議なパワーがみなぎってきて、自分もやってやるぞ!!と思います。
昭和、平成、令和の今もなお走り続ける、まさしく『スター』です。こんな時代だから、やっぱり『スター』は必要です。
私はスターになるには程遠いかもしれませんが、皆をハッピーに、サイコーな気持ちにする事、考える事は出来ると思います。
色々と大変な時代ですが、今日もロックンロールに、そして出会った皆様に感謝して、頑張ります。